Photorealistic 3D Tilesの使い方、セットアップ手順はGoogleやCesiumのサイトに詳しく記載はありますが、ここではCesium for Unityで使う場合の最低限のポイントに絞ってまとめました。
(公式の説明はところどころ省略されてたり、別ページに飛ばされたりと微妙にややこしいところがあったので)
公式の情報
参考までに公式の情報。ここでは割愛。
・Google blog – Create immersive 3D map experiences with Photorealistic 3D Tiles
・Google ドキュメント – Photorealistic 3D Tiles
手順
以下のCesiumのサイトにある説明をなぞった備忘録です。
Cesium – Google Maps Platform Photorealistic 3D Tiles
今回はUnityを使うので「PHOTOREALISTIC 3D TILES IN CESIUM FOR UNITY」の記事をもとに進めたもの。
APIキー取得編
※APIキーを取得せずとりあえずサンプル動かしてみる場合は当記事一番最後にその方法を記載した
APIキーを取得するために記事中にある here
のリンクよりGoogleのサイトへ飛ぶ。
here : https://developers.google.com/maps/documentation/embed/get-api-key?hl=ja
名前とIDを設定する。
続いて、上部の検索欄から Map Tiles API
を検索する。
(公式の説明だとここが省略されている(設定されている前提になってる?)ので注意)
Unity編
ここの手順のとおり進める。
Unityプロジェクトを新規作成する。
ここではCesium for UnityのGitHubにあるサンプルプロジェクトと同じ 2021.3.10f1 のバージョンで作成した。
URPまたはHDRPで作成する。built inは非対応。
Package ManagerのScoped Registriesを設定する。名称:Cesium
URL: https://unity.pkg.cesium.com
スコープ: com.cesium.unity
Package ManagerからCesium for Unityをインストールする。
Cesiumウィンドウを開く。
Cesium3DTileset
というGameObjectが作成されるので、Inspectorから Tileset Sorce
をFrom Url
に設定する。
URLには https://tile.googleapis.com/v1/3dtiles/root.json?key=◯◯
を指定する。
〇〇の部分は上記手順で取得したAPIキーを入れる。
Show Credits On Screen
にもチェックを入れる。
Google マップの利用規約に準拠するには必須。
URLを指定すると自動でSceneにモデルが表示される。
(Gameを実行せずとも表示される)
表示されない場合はUnityを再起動する。
以上。
さあ地球で遊ぼう!
APIキーを取得せずサンプルだけ動かしてみる場合
Cesium for UnityのGitHubからUnityプロジェクトをクローンする。
07_CesiumGoogleMapsTiles
のシーンを開いて実行。
以上!