撮影した写真が数千、数万と大量にある場合そこからぶれやぼけのある写真を全てを目視で探し出すのはとても時間のかかる作業です。
なんとかこれを自動検出する方法が無いかと探っていたところ、Metashapeの「画像品質の概算値 (Estimate image quality)」機能を発見。これを用いることで一括で検出することができました。
以下にその手順をまとめました。
手順
Metashapeを起動し、チェックしたい写真を読み込む。
Metashapeは無料版でも可。
読み込まれた写真一覧から右クリックしコンテキストメニューから画像品質の概算値 (estimate image quality)
を選択。
ダイアログが表示される。
今回はすべての写真をチェックしたいので全てのカメラ
を選択し、OK。
品質チェックの処理が開始される。
写真の解像度や枚数によっては10分以上かかる場合もある。
処理が完了すると品質
欄に処理結果の値が表示される。
この値が低い程低品質なものとなる。
0.3以下のものに大きなブレやピンボケや含まれているので、各写真を確認し不要なものは除外する。
フォトグラメトリで利用する場合はこのままMetashapeで進めても良いし、RealityCaptureや3DF Zephyrで料理しても良し。
以上。