pts、ply、lasのような機械点情報や格子情報を持たない非構造化点群(ランダム点群)から、Metashapeを使いメッシュを生成する方法です。
非構造化点群からメッシュ生成 (ポリゴン化) することはCloudCompareでも可能ではあるものの、Metashapeを使った方が結果は良好な様子。
※格子情報のある構造化点群の場合はRealityCapture等のフォトグラメトリソフトを使った方が品質は良いです。
なのでこの手法は手元に非構造化点群しかない場合の手段として利用が望ましいです。
メッシュ生成手順
Reagion
を使いメッシュ生成する範囲を設定する。
最適なポリゴン数は元の点群数によります。
まずは Medium
で試し、ディテールが不足していれば High
を使用するのが良さそうです。
それでも足りない場合はCustomで更にポリゴン数を増やします。
生成ポリゴン数による違い
点群密度にもよるがポリゴン数を上げるほどエッジの立ったメッシュの生成が出来た。
(さらに精度を求める場合は格子情報ありの点群を用意してRealityCaptureでメッシュ生成した方が良さそう)
補完のモードによる違い
補完オプションInterpolation
の違い。
Disableだと空中にゴミが残っていた。