初めてのRevit|おすすめサイトと本・つまづきポイント・モデル書き出し比較

こちらは「2019年なんもわからんカレンダー」1月4日の記事です。
前回の記事はsimplestarさんによる、
Unity:VRMのランタイムロードがなんもわからん」でした。

■この記事は何?

Revitインストールしたばかりの初学者な人(私)がどこで躓いてどう解決したか綴ってみたものです。またおすすめ本やおすすめサイトもまとめました。

これからRevitの学習を始める人向け/初心者向けの、何かしら参考になればいいなというゆるめの記事です。なおここでのRevitの利用用途は「建築」です。

後半でRevitのモデルをfbxやdae等汎用フォーマットへ書き出す際の方法とその比較をまとめています。

■おすすめサイトは?

とても分かり易いWebの講座がありました。動画での解説になっているので書籍での学習よりスムーズに習得できたように思います。

Linkedin Leaning の松本ちなつさんの講座です。
※Linkedin Learningは30日間の無料体験も可能です。

  • Revit 2019 基本講座 1 (5時間45分)
  • Revit 2019 基本講座 1 (2時間33分)
  • Dynamo 基本講座 (2時間3分)

Linkedin_Learning_Revit

■本は何がいいの?

全く何もわからないところから始めるにはネットもいいけど初学者向けの本が便利。建築用のReivt解説書は現状あまり多く本は出版されておらず、この三冊が有力。

おすすめは

との事。

しかし残念ながら書店には在庫切れだった為、最近のバージョンに対応しつつ個人的に読み進めやすそうな(これ大事)ー

こちらをチョイス。
わかりやすく丁寧で、ゆっくりやりつつも2日でモデリングの項目は一通り終えられました。

■「こういうのできないの?」という躓き

しかし本を読んでいて出てくるのが「書いていない事をどうやるのか」という点。
大抵は検索すれば解決出来るものの、
苦労するのがそれがRevitで出来るものなのかどうかわからないもの。
出来ない場合そもそも検索してもヒットしなかったりする。

そこで頼れるのがxRArchi(建築とxRの可能性を探るコミュニティ)のRevitつよいメンバー。

なんと、なんでも答えてくださると。
ありがとうございますちなつ先生。

Q1「読み込んだCADってスナップ出来ない?」

A.図面はドラッグでも動かせるがこれだとスナップが出来ない。
スナップ移動させる場合は「移動」ツールを使う。

Q2「複数の天井を一体化する事は可能?」

Q3「CADのトリミング/半透明表示って可能?」

A.「図面」のトリミング/半透明表示は可能だが「CAD」は不可。


Q4「Rな屋根の作り方は?」

​Q5「Revitユーザーなら見ておくべきアカウントは?」


気づいたらほぼ毎日質問してました。
本当ありがとうございます。

2019/05/01追記

Q6「建築タブの「柱」と構造タブの「柱」の違いは?」

■3Dモデルデータエクスポート比較

Revitからの3Dモデル書き出しをいくつか試してみました。

A) Revitからそのままfbx
B) Lumionプラグイン経由のdae
C) Twinmotion プラグイン経由のfbx

以下の画像はCINEMA4Dで読み込んだものです。​

A) Revitからそのままfbx

Revit_fbxマテリアルが来ないので厳しい印象。

●書き出し時に設定可能な項目
・LOD
・境界のエッジを残すか

​●書き出し時設定の解説ページはこちら

B) Lumionプラグイン経由のdae

カラー、テクスチャーは来ているが透過が来ていない?

●書き出し時に設定可能な項目
・基点の設定
・モデルの分割数の調整(多段階)
・内観用のディテールを書き出すかどうか
・Unicodeサポートするか(通常はオフで良い)
・テクスチャーを含めるか

●書き出し時設定の解説ページはこちら​

●プラグインこちら

C) Twinmotion プラグイン経由のfbx

Twinmotion_fbxカラー、テクスチャー、透過も来ているので扱いやすそう。

●書き出し時に設定可能な項目
・書き出すのは表示中のものか選択中のもののみか
・テクスチャーを書き出すかfbxに内包させるか
・オブジェクトを質感やファミリ等でまとめるか
・メッシュ(曲面の分割数)を最適化するか
・樹木を書き出すか(立方体として書き出される)
・リンクされたファイルも書き出すか
・指定したサイズより小さなものは書き出さない

​●書き出し時設定の解説ページはこちら

●プラグインはこちら

随時更新中

以上この数日間の足跡でした。
引き続き学習進め、これは初学時に躓きそうだというポイントがありましたらまた更新したいと思います。